バレーボール男子日本代表の中垣内祐一監督が6日、オンライン取材に応じ、12日から千葉で行われるアジア選手権に向けての意気込みを語った。東京オリンピック(五輪)代表を中心に構成されたメンバーで上位2位に入り、22年ロシアで開催される世界選手権の切符を手にすることを誓った。

東京五輪では29年ぶりの8強入りを果たしたことについて中垣内監督は「表彰台が最終目標だったが、簡単な試合は1つもなかった。予選ラウンドを突破し、我々の力を出せた」と振り返った。今大会で代表監督としての任期が終了予定だが、注目される今後の去就について「この場では申し上げられないが、改めて時間を取らせてもらいます」と話した。

この日は主将の石川祐希(25=ミラノ)と高橋藍(20=日体大2年)も取材に応じた。石川は「目標は優勝。しっかり勝ち切る」と述べ、高橋は「アジアで1位を取らないといけない」と気を引き締めていた。