来年2月の北京オリンピック(五輪)に向けた国内決戦で、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが北海道銀行を3勝2敗で下し、12月の世界最終予選(オランダ)の出場権を獲得した。

リザーブ石崎琴美は、大一番の5戦目を前に、4人とハグをかわして試合に送り出した。「大丈夫だよ、と。とにかくあきらめない気持ちを届けて、送り出した」と振り返った。五輪2大会出場と経験豊富な42歳は、昨年9月にリザーブとしてチームに加入。7年ぶりのカムバックだった。「(皆が)一緒にやりたいといってくれたから、こんなに素晴らしい、すてきな気持ちを選手として、もう1度感じられた。(12月の)世界最終予選をともにできる幸せに思う。もっと強くなっていく皆を、近くてみてきたい」と静かに涙した。