バスケットボールB3リーグ・ベルテックス静岡の関係者らが21日、2021-22季を前に静岡市の田辺信宏市長(60)を表敬訪問した。10月2~3日の東京八王子ビートレインズ2連戦(同市中央体育館)を皮切りに、14チームと全56試合を戦う。松永康太社長(37)が「壁(限界や可能性)を乗り越えてB2昇格したい」と意気込むと、田辺市長から「3季目を(リーグの)頂きに向けて躍進して」と激励された。

チームは天皇杯全日本選手権2次ラウンドで2連勝と好発進した。19日の2回戦でリンタツ(愛知)に75○63、20日の3回戦ではリーグライバルの岩手ビッグブルズに93○78と快勝。23日に初対戦するリーグ新規参入のアルティーリ千葉について大石慎之介(33)は「能力の高い選手が多く、リーグ上位級だと思う」と警戒。リーグ戦前の対戦を「自分たちの組織力を試すいい機会」と話し、「リーグ戦では優勝を目指す」と力を込めた。【倉橋徹也】