バスケットボールBリーグ1部レバンガ北海道が新たにスタートさせたフードビジネス事業第1弾として、若鶏半身揚げなどで人気の「小樽なると屋」キッチンカーが8日、札幌市内でオープンした。

試合会場でも、16、17日の新潟戦(北海きたえーる)からホーム全試合で出店する予定。開店イベントに参加した折茂武彦社長(51)は「レバンガ北海道は、食にも力を入れていきたい。試合会場の環境を整えるための1つに、フード事業は欠かせない」と話した。

クラブは今夏、小樽なると屋とフランチャイズ契約を締結。今後は試合会場のほか、キッチンカー計5店舗を札幌市内で展開する。興行、チケット、広告収入などに加え、フード事業にも力を入れることで財政基盤と強化費の向上を図り、26年から売り上げ基準が12億円に引き上げられる新B1ライセンス取得につなげる。