鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)は「一戦一戦全力で滑る!!」が目標だ。

今年3月のフィギュアスケート世界選手権(ストックホルム)で初出場2位に輝いた男子の新鋭は、グランプリ(GP)シリーズ中継局のテレビ朝日を通じて以下のコメントを寄せた。

「一戦一戦大切に全力で滑り切ろうという思いでこの目標にしました。最終的にはオリンピックという舞台で1番上を狙っていきたいですが、そのためにはまず一つ一つの小さな積み重ねが大切だと思うので、まずは目の前の目標から一つずつクリアしていくのが一番いいかなと思います」(原文まま)

昨季は新型コロナウイルス感染拡大を受けた変則開催で、男子は日本人だけの出場となったNHK杯で優勝。海外GP初参戦の今季は第3戦イタリア大会(5~7日、トリノ)と第5戦フランス杯(19~21日、グルノーブル)にエントリーしている。

世界選手権の銀メダリストは、前日まで中国で行われた22年北京オリンピック(五輪)テスト大会のアジアンオープントロフィーで優勝。昨季から続く勢いそのままに、GPファイナル初進出も目指す。