ショートプログラム(SP)首位発進の坂本花織(21=シスメックス)が大会2連覇を遂げた。フリー146・78点の合計223・34点。ともに今季自己最高スコアで快勝した。
2位には205・44点の河辺愛菜(17=木下アカデミー)が入り、GPシリーズ3年ぶりの日本勢ワンツーフィニッシュとなった。
宇野昌磨3年ぶり2回目優勝 トータル自己ベスト/NHK杯男子フリー詳細
順位 | 選手 | 合計 | SP | フリー |
---|---|---|---|---|
1 | 坂本花織 | 223・34 | 76・56 | 146・78 |
2 | 河辺愛菜 | 205・44 | 73・88 | 131・56 |
3 | ユ・ヨン | 203・60 | 68・08 | 135・52 |
4 | アリサ・リウ | 202・90 | 67・72 | 135・18 |
5 | イム・ウンス | 186・68 | 65・23 | 121・45 |
6 | 松生理乃 | 186・17 | 63・34 | 122・83 |
7 | アンバー・グレン | 175・83 | 63・43 | 112・40 |
8 | ニコル・ショット | 172・37 | 59・26 | 113・11 |
9 | ウィ・ソヨン | 170・54 | 58・23 | 112・31 |
坂本花織
2A/3Lz/3F+2T/3S/FSSp/3F+3T/2A+3T+2T/StSq/CCoSp/ChSq/3Lo/FCCoSp
坂本花織2連覇 フリー146・78点の合計223・34点 今季自己最高
坂本花織2連覇「ファイナルでは今回以上の点数を」今季世界7位の高得点
河辺愛菜
3A/3Lz+3T/LSp/3Lo/3Lz+2T/StSq/2A+3T+2T/FSSp/3F/3S/ChSq/CCoSp
河辺愛菜トリプルアクセル転倒も2位 自己ベストでGP初の表彰台
松生理乃
3S/3Lz+3T/2A/3Lo/FCCoSp/StSq/3Lz+2T/3S+3T+2T/3F/ChSq/CCoSp/LSp
フィギュア松生理乃「悔し涙というよりはホッとした」合計186・17点
ユ・ヨン
アリサ・リウ
イム・ウンス
アンバー・グレン
ニコル・ショット
ウィ・ソヨン
出場選手とSP得点
グループ1
ウィ・ソヨン(韓国)58・23
ニコル・ショット(ドイツ)59・26
松生理乃(中京大中京高)63・34
アンバー・グレン(米国)63・43
グループ2
イム・ウンス(韓国)65・23
アリサ・リウ(米国)67・72
ユ・ヨン(韓国)68・08
河辺愛菜(木下アカデミー)73・88
坂本花織(シスメックス)76・56
※棄権 ダリア・ウサチョワ(ロシア)
※欠場 アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)
◆グランプリ(GP)シリーズ 欧州、北米、アジアを巡る6戦。勝ち残った6人、6組だけが、その先の大阪でのGPファイナルのリンクに立つことを許される。男子39人、女子45人、ペア26組、アイスダンス35組、20カ国から集うトップスケーターたちが出場2試合の成績で決まる日本行きの切符をかけ、熱き氷上バトルを繰り広げる。
◆フィギュアスケート北京五輪代表選考 シングルは男女ともに最大3枠を確保しており<1>全日本選手権(12月)優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISU世界ランキングなどを総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。
坂本花織、最終調整3回転フリップが1回転に 河辺愛菜3Aで抜ける場面も
村元哉中&高橋大輔組が五輪代表争う小松原美里&尊組上回る 179・50
三浦璃来&木原龍一組3位、2大会連続表彰台 宣言通り自己ベスト更新
坂本花織76・56点で首位発進 河辺2位、松生7位/NHK杯女子SP
宇野昌磨102・58点で首位発進、山本5位、三浦8位/NHK杯男子SP