2回戦から登場した全日本インカレ5連覇を狙う早大は愛知大に3-0とストレート勝ちを収めた。

先発出場した東京オリンピック(五輪)代表の大塚達宣(21)は、取り組んできたブロックディフェンスやトランジションからの攻撃がうまくできたと語る一方、途中メンバーを入れ替えた後について「もったいないミスがあった」と指摘。誰が出ても同じプレーができることが優勝へ欠かせないと気を引き締めていた。

日体大の高橋藍(らん、20)についての話題になると、大塚の表情に笑みがこぼれた。大学生ながら五輪代表に選ばれた2人は日頃から切磋琢磨(せっさたくま)する間柄だ。高橋のイタリア・セリエAに挑戦に刺激を受けていると明かし「彼のプレーで学ぶことが多いし、どこまで通用するか楽しみ。自分も負けたくない。とにかくけがだけはしないで頑張ってほしい」とエールを送った。