22年北京五輪代表の男女残り1枠入りへアピールが求められる舞台で、男女ともにW杯代表に届かなかった選手がトップに立った。

女子は2日前に22歳となった山名里奈(山梨学院大)が、終盤にライバルを振り切って2年連続の1位。W杯を転戦した平井亜実(トヨタ自動車)が2位、神長汐音(全日空商事)が3位、菊池萌水(KHネオケム)は5位となった。

男子は松津秀太(22=阪南大)がトップでフィニッシュし、18年平昌五輪代表の斎藤慧(栃木県スポーツ協会)が2位、松林佑倭(新神戸スピードゼミ)が3位に入った。

すでに五輪代表3枠の女子は菊池純礼(富士急)と菊池悠希(ANA)、4枠の男子は吉永一貴(トヨタ/中京大)、菊池耕太(恵仁会)、宮田将吾(阪南大)が内定。内定者は今大会に出場していない。

五輪代表の男女残り1枠はW杯日本代表や、場合によって9月の全日本距離別選手権と今大会のポイントでの上位選手を対象に、総合的な検討で選考される。