7日に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」1部のNECグリーンロケッツ東葛は1日、今季加入していたWTBブレイク・ファーガソン容疑者(31)が21年12月30日に違法薬物所持の疑いで逮捕されたと発表した。チームは「関係の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けしておりますことにつき、深くおわび申し上げます。当チームでは警察の捜査に全面的に協力するとともに、状況把握に努めております」とコメントした。

ファーガソン容疑者はラグビーリーグ(13人制)で活躍し、オーストラリア代表なども経験。日本行きに向けて15人制に転向し、加入時には「ファンの皆さんやチームメートにお会いし、この旅を皆さんと一緒に始められることが待ちきれません。また、皆さんにトライ後のバク転をお見せすることも待ちきれません」と意気込んでいた。

前身のトップリーグでは20年に複数のチームから薬物によるコンプライアンス違反が発生。リーグは再発防止に取り組んできたが、新リーグの開幕を前に、またしても問題に直面した。