B1新潟アルビレックスBBの連敗はリーグワースト記録の22に並んだ。

新年初戦はサンロッカーズ渋谷に68-88で敗れた。第1クオーター(Q)開始から8連続失点で主導権を失うと、その後は1度もリードを奪えなかった。ターンオーバーは18とミスを多発。3日の2戦目に敗れるとリーグ新記録の23連敗になる。

試合の立ち上がりにつけられた点差がのしかかった。後半はPFジェフ・エアーズ(34)が14得点など追い上げムードを見せるが、相手を慌てさせるほどの攻撃はできなかった。1日の練習前ミーティングで対策用の動画を確認。平岡富士貴監督(47)は「スタッフが提示した守り方よりも、自分たちが守りやすい方法があったら言ってくれ。選手同士でも話し合うように」とコミュニケーションを密にするように促したが、結果につながらない。

ここ3試合のターンオーバーの数は27、18、20。12月31日の全体練習では緩んだ雰囲気を平岡監督が一喝する場面もあった。この日は前半ですでに15のターンオーバー。ミスの連鎖は止まらなかった。自滅を繰り返しながらリーグ最多タイの黒星が連なった。