中学年代の全国NO・1を決める第2回大会が開幕した。

18年にプロバスケットボールのBリーグでユース年代にU15のカテゴリーのチーム保有が必須となり、部活動のみ出場の全中大会の枠を広げ、クラブチームにBリーグも参加する全国大会を開催しようという趣旨のもと、20年1月に第1回大会が開催された。

日本バスケットボール協会の山本明・強化育成グループ育成セクション・シニアマネジャーは「全中で引退する選手は8月以降、高校に入るまでプレーをする機会がなくなってしまう。それを踏まえて、部活期間の延長、目標となる大会をつくろうということで始めました。Bリーグを始め、クラブチームの試合経験も増やそうと。1回目に比べ、クラブチームの参加も増えました」と話す。

昨年に続き2年連続の出場となる広島ドラゴンフライズU15の尺野将太監督は「中学、クラブ、Bリーグの枠を超えて切磋琢磨(せっさたくま)する場所があるのはすごくいいこと。中学、Bユース、クラブのいいところをお互いに取り入れていければ」と話した。