ラグビーの新リーグ「リーグワン」は6日、8日に行われる開幕節3試合の登録メンバーを発表し、NECグリーンロケッツ東葛に新加入した日本代表レメキ・ロマノラバ(32)がSOで先発することになった。

開幕は横浜キヤノンイーグルス戦(千葉・柏の葉)で、相手の日本代表SO田村優(32)と対面になる。昨季まで宗像サニックスブルースに在籍していたレメキは、WTB、FBを主戦場としてきた。今季はプレーシーズンマッチでもSOとしてプレーし、古巣横浜戦となる田中史朗(37)とハーフ団を組む。

東京・味スタで行われる東京サントリーサンゴリアス-東芝ブレイブルーパス東京戦は、東京SGのニュージーランド代表FBダミアン・マッケンジー(26)、BL東京フランカーのリーチ・マイケル(33)が先発。神戸ユニバーではコベルコ神戸スティーラーズとNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安が対戦。神戸は日本代表プロップの具智元(27)がリザーブ、浦安は元オーストラリア代表のスター選手として知られるFBイズラエル・フォラウ(32)が先発に名を連ねた。

7日に東京・国立で行われる予定だったクボタスピアーズ船橋・東京ベイ-埼玉パナソニックワイルドナイツは、埼玉に複数の新型コロナウイルス陽性者が出たことで中止となっている。

◆リーグワン 03年から続いたトップリーグ(TL)を刷新し、地域密着を狙い、各チームが活動拠点の「ホストエリア」を設定した。3部制で全24チーム。1部は5月8日までリーグ戦16節を戦う。TL時代の16から減った12チームがA、Bの2組に分かれ、同組内で2回戦総当たり、別の組とは1試合ずつ交流戦として対戦。付与される勝ち点は勝ち4点、引き分け2点、負け0点で、7点差以内の負けは1点、3トライ差以上の勝ちは追加で1点が付与される。5月に、勝ち点の上位4チームによるプレーオフトーナメントで初代王者を決定する。