B2仙台89ERSは12日、地域と未来をつなぐ活動「NINERS HOOP」の一環として、藤倉児童館(宮城・塩釜市)へ食品寄贈式を行った。

仙台は昨年12月29日を「NINERS HOOP SDGsデー」と定め、その1つとして食のリサイクル活動「フードバンク」を実施。企業と生産者から賞味期限2カ月以上の食品を提供してもらった。また、89ERS片岡大晴(36)が発案、制作した「空飛ぶ絵本ポスト」を設置。藤倉児童館には集まった45個の食品と64冊の絵本が贈られた。

選手代表として寄贈式に参加した沢辺圭太(26)は「今回をきっかけに、日頃毎日食べている食事で食べ残しがないように意識してもらえたらうれしい」と児童館を利用する子供たちに語りかけた。

仙台は2月2日に今季初の塩釜市でのホーム戦を控える。沢辺は「子供たちや応援してくださるファンの支えで頑張れています。感謝しています」と語り、最後には子供たちと記念撮影を行い、勝利への思いを新たにした。