東地区2位の福島ファイヤーボンズが、同地区首位のFイーグルス名古屋に58-91と大敗した。今季最少得点の58点に加え、今季最大の33点差での敗北と、攻守に精彩を欠いた。

第1クオーター(Q)から1度もリードを奪えなかった。開始4分までに名古屋に4本の3点シュート(3P)を沈められ5-12とリードを許すと、連続得点で5-18の13点差に突き放された。その後も名古屋の勢いを止められず、前半だけで9本の3Pを許すなど27-47と20点差で前半を折り返した。

後半に入ってもその差が縮まることはなかった。第4Q、山内翼(24)が相手の高いブロックにひるむことなく2連続3Pを沈めて勢いに乗るが、流れを奪えず。要所要所で攻撃がかみ合わず、「20」のターンオーバーと「13」のスチールを献上した。

今節は、得点源のエリック・マーフィー(31)とアレックス・マーフィー(28)のマーフィー兄弟がワールドカップ欧州予選出場のため欠場。2人の不在もあり、この日のフィールドゴール成功率は32・8%、3P成功率24%と低迷した。誰を欠いても決定力の高いチームへ、まずは今日27日の第2戦での勝利をチーム一丸でつかみ取る。