フィギュアスケートでかつて18年平昌オリンピック(五輪)男子銀メダル宇野昌磨らを育てた樋口美穂子コーチ(52)が15日、グランプリ東海クラブからの独立を報告した。自身のツイッターを更新し「この度、独立する事になりました」と記した。

新たなフィギュアスケートクラブ「LYS」の代表となり、愛知のモリコロパークアイススケート場と邦和スポーツランドを拠点に活動していくという。

樋口コーチは恩師の山田満知子コーチ(78)とともに「グランプリ東海クラブ」で指導に携わり、浅田真央、村上佳菜子、宇野昌磨、松生理乃らを育ててきた。指導だけでなく、プログラムの振り付けにも定評がある。

「LYS」の公式サイトには「『技術や人間性が向上していくだけではなく、選手1人1人の能力を引き出し、その人らしく輝いて貰いたい。』そんな想いから、選手と共に成長していけるようなクラブを創ろうと、独立を決意しました。お世話になった恩師山田満知子コーチには言い尽くせないほど、感謝しています。共にフィギュアスケート界を高め合えるクラブでありたいと思います」(原文まま)と思いをつづった。