女子バスケットボールWリーグのシャンソン化粧品はこのほど、2日開幕のプレーオフに向けたオンライン記者会見を開いた。今季レギュラーシーズンを13チーム中6位で終え、2日の1回戦(神奈川県平塚市)で7位三菱電機と対する。

同一カードだった昨季プレーオフ1回戦では、70-73で敗れた。PG小池遥主将(26)は「出だしから40分間、自分たちのバスケをしてリベンジする」と力を込めた。三菱電機については「攻撃エリアの内と外で、バランスがいいチーム」と警戒。「チームの守備を徹底する。リバウンドからの速攻が重要になる」とポイントを挙げた。

チームは他チームより早く、1カ月前の2月27日にレギュラーシーズンを終了。プレーオフを見据えて指導を重ねた李玉慈(イ・オクチャ)監督(69)は「着実に準備を進められた。チームや個人の成績では、ほぼ互角の相手。集中して臨みたい」と望んだ。

2月の女子W杯予選の日本代表候補に選ばれたPG藤岡麻菜美(28)とSF吉田舞衣(23)も参加し、意気込みなどを語った。旧日本リーグ時代の2005-06年シーズン以来、16年ぶりの優勝を目指す。【倉橋徹也】