バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ準決勝(9~11日=2戦先勝方式、東京・国立代々木第2体育館)に出場する4チームの主力選手が会見に臨んだ。

レギュラーシーズン6位から勝ち上がって来たシャンソン化粧品の小池遥主将(26)は「目標にしてきたベスト4は達成できた。ここからはそれ以上を目指す」。準決勝では前年覇者のトヨタ自動車と対戦する。

2日の1回戦で三菱電機に競り勝ち、3日の準々決勝ではレギュラーシーズン3位の強敵デンソーを撃破した。2試合とも立ち上がりから自分たちの流れに持ち込むことができたと振り返る小池主将は、「最後まで集中力を切らすことなく、自分たちのバスケをやり通せた」。勢いそのままに、女王トヨタ自動車にも全力でぶつかる。

ルーキーで日本代表候補の吉田舞衣(23)も、「目標としていたベスト4まで来ることができたが、これで満足せずに行けるところまで行きたい。チーム力を生かして戦いたい」と力を込めた。