B2福島ファイヤーボンズは今季、Bリーグ参入後初めてのプレーオフ(PO)進出をつかんだ。

23日山形戦で勝利し4連敗を回避。森山知広ヘッドコーチ(HC=38)は「(16、17日の)仙台戦の連敗はもちろん悔しいし、もっとやれた部分もあると思う」と振り返った。一方でエリック・マーフィー(31)や神原裕司(32)を欠く中、チーム最年長の友利健哉(37)の活躍など、チームとして得たものもあった。

プレーオフ(PO)初戦は仙台にホーム開催権を取られたが、森山HCは「セミファイナルでホームの可能性がある」と前を向く。福島がPO初戦を勝利し、セミファイナルの相手がワイルドカードのチームとなれば、会場は福島だ。「自分たちでホーム開催をつかめるとすれば初戦に勝つだけの話。そういう感覚でいます」。ホームでB1昇格を決められる可能性も十分にあり得る。森山HCは「手のひらを良い意味でひっくり返してやりたい」と意気込んだ。