アルバルク東京(東地区3位)が島根スサノオマジック(西地区2位)にアウェーで62-80で敗れ、通算1勝2敗としてベスト4進出を逃した。

チームにとって3シーズンぶりの王座奪還へ。日本代表経験を持つロシターはベンチから仲間たちを鼓舞し続けてた。今季、宇都宮からA東京に移籍。新天地でも攻守に存在感を示し、1試合平均10得点以上をマークしてきた。

しかし4月下旬に左下腿(かたい)筋を損傷。戦線離脱を余儀なくされても、試合前のシュート練習では“球拾い役”などで仲間をサポート。試合が始まると、ベンチからチームメートに声援を送った。パビチェビッチ監督は「本人も悔しさがあるなか、ポジティブな助言で鼓舞してくれている」と評価。元MVP選手がコート外からチームを支えたが、4強入りはならなかった。