ラグビーのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022」で日本代表(世界ランク10位)との2連戦に臨むフランス(同3位)は、9日のテストマッチ第2戦(東京・国立競技場)に向けて関東圏で調整を続けている。
2日の第1戦では日本に42-23と快勝。だが、その時点で世界ランク2位だったチームは、4日のランキング更新で3位に落ちた。
ラグビーの世界ランキングは勝者と敗者でポイント(P)を交換する仕組みがとられている。今回の順位の変動は以下の形となる。
◆6月27日発表の世界ランク
<2>フランス=88・88P
<3>ニュージーランド=88・75P
<4>アイルランド=88・22P
<10>日本=78・26P
◆先週末の試合結果
日本23-42フランス(2日、愛知・豊田スタジアム)
ニュージーランド42-19アイルランド(2日、ニュージーランド・オークランド)
◆7月4日発表の世界ランク
<2>ニュージーランド=89・72P
<3>フランス=89・24P
<4>アイルランド=87・25P
<10>日本=77・90P
ポイントの変動は以下の形となる。
【日本-フランス】
◇ホームアドバンテージ ホームで戦うチームには対戦時、ハンディキャップとして3Pが与えられる。
日本=81・26P(78・26P+3P)
◇対戦チームのポイント差
日本(81・26P)-フランス(88・88P)=7・62P差でフランスが優位
◇変動の想定
7・62Pに0・1を掛けて0・76P(ベース)
※日本が勝利した場合
日本=1・76Pのポイント増
フランス=1・76Pのポイント減
※引き分けの場合
日本=0・76Pのポイント増
フランス=0・76Pのポイント減
※フランスが勝利した場合
日本=0・24Pのポイント減
フランス=0・24Pのポイント増
◇結果(日本23-42フランス)
※ランキング上位のフランスが勝利
※15点差以上がついたため、増減のPが1・5倍されて0・36Pの変動となる
日本=78・26P(6月27日発表)-0・36P(フランス戦結果)=77・90P(7月4日発表)
フランス=88・88P(6月27日発表)+0・36P(日本戦の結果)=89・24P(7月4日発表)
【ニュージーランド-アイルランド】
◇ホームアドバンテージ ホームで戦うチームには対戦時、ハンディキャップとして3Pが与えられる。
ニュージーランド=91・75P(88・75P+3P)
◇対戦チームのポイント差
ニュージーランド(91・75P)-アイルランド(88・22P)=3・53P差でニュージーランドが優位
◇変動の想定
3・53Pに0・1を掛けて0・35P(ベース)
※ニュージーランドが勝利した場合
ニュージーランド=0・65Pのポイント増
アイルランド=0・65Pのポイント減
※引き分けの場合
ニュージーランド=0・35Pのポイント減
アイルランド=0・35Pのポイント増
※アイルランドが勝利した場合
ニュージーランド=1・35Pのポイント減
アイルランド=1・35Pのポイント増
◇結果(ニュージーランド42-19アイルランド)
※ランキング上位のニュージーランドが勝利
※15点差以上がついたため、増減のPが1・5倍されて0・97Pの変動となる
ニュージーランド=88・75P(6月27日発表)+0・97P(アイルランド戦の結果)=89・72P(7月4日発表)
アイルランド=88・22P(6月27日発表)-0・97P(ニュージーランド戦結果)=87・25P(7月4日発表)