サーフィンの世界ジュニア選手権(5月27日~6月5日、エルサルバドル)女子16歳以下の部で3位に入った池田美来(みらい、御前崎市立浜岡中3年)が7日、静岡県庁を表敬訪問し、川勝平太知事(73)に銅メダル獲得を報告した。「決勝ではベストなサーフィンができなかった。3位は悔しい結果。来年は金メダルを取りたい」。同部門での挑戦が可能な来年に向けて、雪辱を誓った。川勝知事から「3位ですごいで終わらないファイティングスピリットが、素晴らしい。けがをせずに頑張ってほしい」と激励された。

2019年に11歳8カ月でプロ資格を取得。当時の最年少記録(13歳)を大幅に塗り替えた。目標は五輪での金メダル獲得。24年のパリ大会も見据える14歳は今後、8月に新島村(東京)で開催されるJPSA国内ツアーに出場予定。「五輪の舞台に立てるように、1戦1戦、頑張っていきたい」と決意を新たにした。【前田和哉】