ラグビー「リーグワン」2部の浦安は26日、新チーム名が「浦安D-Rocks(ディーロックス)」に決定したと発表した。

NTTの再編によりNTTドコモレッドハリケーンズ大阪は3部となり、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安の流れをくむチームに強化を集中。内山浩文ゼネラルマネジャー(GM)は「(チーム名が)長くなったらいろいろ思われることもあるかな…と思いました」と笑顔で短い新チーム名について触れ「ワンチームとなってD1(1部)を目指したい。24~25年シーズンにはD1史上最高位。(過去は5位のため)何としてもベスト4(の壁)を破りたい」と意気込んだ。

「D-Rocks」の「D」は「ダイナミック(躍動)」「ドリーム(夢)」「ディライト(歓喜)」、「Rocks」には岩のような力強さと、略語である「ROX」から「すごい」「最高」という意味を込めている。まずは12月開幕予定の22~23年シーズンで1部昇格を目指す。

この日は新体制も発表され、ヘッドコーチは昨季まで大阪を率いてきたヨハン・アッカーマン氏(52)が就任した。大阪から日本代表フランカーのビンピー・ファンデルバルト(33)らが加入し、浦安でプレーしてきた元日本代表ロックのトンプソン・ルーク(41)や元スコットランド代表SHグレイグ・レイドロー(36)らも残留。都内で行われた記者会見にオンラインで参加したトンプソンは「本当に楽しみなチーム。皆さん応援してください!」と呼びかけた。【松本航】