東京五輪男子団体銅メダルの張本智和(19=琉球アスティーダ)が4-0で吉村真晴(27=琉球アスティーダ)に快勝し、優勝を決めた。

第1ゲームこそ12-10と競ったが、第2ゲーム以降は11-3、11-7、11-4と実力差を見せつけ、でストレート勝ちした。「なんとしても優勝したかったのでうれしい。試合を重ねるごとに調子が上がっていた」と今大会を振り返った。この日は1445人の観衆が試合を見守った。「観客の皆さんの前でできたことが最大のエネルギーだった」と感謝を口にした。3月のトップ32に続いて、24年パリ五輪シングルス代表選考ポイントの対象大会で2連続で優勝した。