レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

金曜は1日を通して雨まじりの気候となり、ドライコンディションの中で予選想定のタイムアタックを行ったフェルスタッペンが2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対して0・862秒もの大差を付けてトップに立った。

しかし決勝想定のロングランは小雨にたたられて本格的な走行がほとんどできず。フェルスタッペンやルクレールを始め5台のマシンがパワーユニットのペナルティー消化で最後尾スタートが決まっており、各車とも予選よりも決勝でのペース安定性やオーバーテイク能力に比重を置いたプログラムを進めている。

アルファタウリの角田裕毅は、フリー走行1回目から2回目にかけてマシン挙動を改善したものの完調とは言えず、接戦の中団グループの中で13位。小雨の影響で決勝想定のロングランも出来ずに終わった。

土曜・日曜は好天が予想されており、各チームとも予選前のフリー走行3回目で最終的な仕上げ作業を行うことになる。(米家峰起通信員)