北京五輪(オリンピック)で団体銅メダルに貢献した坂本花織(22=シスメックス)と樋口新葉(21=明大)が今季初戦を終えた。

世界女王でショートプログラム(SP)首位の坂本はフリー2位の132・40点にとどまり、合計205・33点の2位。中盤の3回転フリップで転倒し、3つのうち1つのスピンと、ステップはレベル2(最高は4)となった。

右すねの疲労骨折から復帰戦となったSP5位の樋口は、フリー11位の92・45を記録し、合計150・20点の9位。3回転ルッツの転倒や、3回転ループ、フリップで回転が抜けるなど課題の残る演技となった。

SP2位の渡辺倫果(20=法大)が合計213・14点を記録し、逆転で初優勝を飾った。