B1新潟(中地区8位)は22、23日に京都(西地区8位)と京都市体育館で対戦する。新潟は現在5連敗中(1勝5敗)で平岡富士貴監督(48)の休養が18日に発表されるなど苦境にある。そんな重苦しい空気を好調のSG木村圭吾(21)が取り払う。

「平岡さんが言ってきたプレーを大事にしたい」。木村は京都戦の心構えを話した。指揮官の休養は衝撃的だったがルーズボールへの飛び込み、積極的なシュートなど「教えてもらったことをする」と自身の土台になっているものを大切にして臨む。

調子は上向きだ。琉球戦の2戦目(16日、65-99)、3点シュート5本を含む自己最多21得点をマーク。第2クオーターは本職のSGではなく、司令塔のPGとして出場と幅の広さもみせた。「速い展開に持ち込みたい。得点も意識する」。持ち味を生かして連敗ストップに力を注ぐ。