第102回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日・花園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決まった。3大会連続3度目出場の新潟県代表・開志国際は、28日の1回戦で長野県代表の岡谷工(2大会ぶり32度目)と対戦する。新潟県勢と長野県勢の対戦は初。

開志国際は県大会決勝で新潟工に17-10で競り勝った。第100回記念大会の増枠により、北信越代表で出場した20年から連続で花園を経験しているメンバーが多く残る。20年は大分東明、昨年は尾道(広島)に敗れ、まだ初戦を突破していない。過去2大会の経験を生かして花園1勝、目標のベスト8を目指す。

岡谷工は長野屈指の伝統校。県大会決勝は飯田OIDE長姫を57-15で破った。伝統のFW戦に加えて、状況によって展開する形もみせる。開始予定時刻は午後2時15分、会場はメイングラウンドの第1グラウンド。1回戦を勝てば、2回戦は30日、Aシードの東福岡と対戦する。

◆新潟県勢の花園 新潟工の45回を筆頭に過去7校が出場。県勢の通算成績は40勝57敗3分け。新潟工の4強(68、75年)が県勢最高成績。