今年1月の四大陸選手権4位で、ショートプログラム(SP)9位の三宅星南(20=関西大)が、フリー139・41点をマークした。合計216・10点とした。

映画「タイタニック」の壮大な曲調にあわせ、柔らかく滑りだした。1本目の3回転ルッツは降りたが、続く4回転サルコーでは転倒。トリプルアクセル(3回転半)でも転倒があった。最後の3連続ジャンプは確実に着氷させた。

曲が転調する場面では、リンクを広々と滑走。リズムよくステップを踏んだ。

昨年の全日本選手権では6位。今年はグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで8位に入ったものの、GPシリーズ第3戦フランス杯は体調不良のため、フリーを棄権していた。

今大会も万全ではない中、ファンを魅了する演技を披露した。

宇野昌磨24番、島田23番、鍵山19番目に滑走/全日本男子フリー速報中