テニスの錦織圭(32=ユニクロ)が26日、自身のツイッターアカウントで妻舞さんとの2ショット写真を公開した。

24日に結婚式を行った際の写真とともに「こんにちは。みなさんにご報告があります。12月24日、妻、舞と結婚式と披露宴を執り行いました。私たちにとって、また新たな出発になります。これからまた世界トップの舞台に戻るために、一生懸命頑張ります。」と報告した。

錦織は日本のテニスの歴史を変えてきたレジェンド。14年全米オープンでアジア男子初の決勝に進出。15年には世界ランキングでもアジア男子最高の4位になった。

しかし、21年10月のBNPパリバオープン以来、左股関節の関節唇損傷と右足首の故障もあり、1年以上も実戦から遠ざかっている。復帰の見通しがたたず世界ランキングは消滅した状況。

29日には33歳になる。結婚して2年がたち、子どもも1歳になった。けがで出場できない間、常に家族がいた。年末恒例の日刊スポーツのインタビューで錦織は、家族について次のように語っていた。

「子どもの成長をそばでずっと見たいと思っていた。その夢がかなったのはうれしいけど、それは引退してから味わえばいいと思っていたので、少し想定外。今は、まだテニスが8で家族が2。まだ、まず、(テニスで)自分の幸せを感じていたい」

このように、家族の大切さとともにテニスへの情熱を語っていた。

今回アップされた写真は、そのかけがえのない家族との絆が垣間見えるものだった。