女子シングルスで世界選手権2連覇中の山口茜(25=再春館製薬所)が、4年ぶり4度目の日本一に王手をかけた。準決勝で高橋明日香(ヨネックス)に21-19、21-17で快勝した。30日の決勝では大堀彩(トナミ運輸)と対戦する。

準決勝は第1ゲーム途中まで9-1とリードするも、その後に追い上げられて終盤同点とされる展開。それでも焦ることなく立て直して先取した。第2ゲームも前半から優位に立ち、そのまま押し切った。

決勝へ向けて「本当に今年最後の試合。今年1番ぐらいのプレーをして頑張りたい」。世界選手権やワールドツアーファイナルズなど数々のタイトルを手にし、世界連盟選定のMVPにも輝いたこの1年。最後も堂々たる強さを見せて締めくくる。