9大会連続15度目の出場でBシードの京都成章が、計6トライを奪う完勝で初戦を突破した。20年度大会の準優勝が最高の強豪校は、悲願の日本一へ順調な第1歩を踏み出した。

この試合が初戦の京都成章は開始早々、SH香山創祐(3年)が先制トライ。前半だけで3トライを奪い、21点をリードして折り返した。後半も3トライで着実に加点した。

1回戦で熊本工に19-7で快勝した昌平(埼玉)は、花園で初の年越しを目指した。0-33の劣勢で迎えた後半途中、ドライビングモールから初めてトライを挙げて反撃。さらにトライを重ね、流れをつかんだが、途中までの大量失点が響いた。