昨年12月の全日本選手権15位の三宅咲綺(=岡山理科大)が118・53点をマークし、5位に入った。
安定感のある演技が光った。冒頭の3回転フリップ、2本目の3回転ルッツを落ち着いて着氷。リンクを広々と滑り、伸びやかにステップを踏んだ。「練習してきて良かったなと思いました」とほほえんだ。
全日本のショートプログラム(SP)。5位に入り、最終グループでの滑走となった。ただ、24日のフリーでは、ジャンプミスや転倒によって16位に沈んだ。
スコアが伸びず、総合では15位。コーチからはフリーの前後で「最終グループにふさわしい選手になろう」と声をかけられた。翌25日には男子のフリーもあったが、観戦はせず、すぐに練習を開始した。
「悔しかったのもあるんですけど、シーズンも続くので。これからもっと頑張ろうという思いになれました」
1週間半の調整を経て、迎えたインカレ。全日本のフリーから、10点近くスコアを上積みした。「悔しかったら、すぐ練習するタイプなんですよ」。そう打ち明ける声が、取材エリアに明るく響いた。
昨年5月には、岡山から神戸に拠点を移し、坂本花織や三原舞依らを指導する中野園子コーチに師事。確かな成長を胸に、新年がスタートする。
「今年は順位ではなく、滑る度に自己ベストを更新したいです」
誓いを現実とするため、今年も練習に明け暮れる。【藤塚大輔】


