男子200メートルバタフライで東京五輪銀メダリストの本多灯(22=日大)が3冠を達成した。男子100メートルバタフライを51秒87で制し、200メートルバタフライ、400メートル自由形に続き、3日間で3勝目を挙げた。

「地味に全部優勝というのはしたことがなかった」。ゴール後には派手なリアクションはなかったが、「実は心の中でガッツポーズしてました」と明かした。予選から決勝までの1日の流れを3日間貫けたことも、体力的な自信になった。

強化課題はキックの維持。ドルフィンキック、泳いでいる時のキック両面の力を継続させたい。「ターンした後のドルフィン、もうぴか一に光っていたと思います」と名前に引っかけた表現で手応えを例えた。