日本は5位で、17年以来3大会ぶりの表彰台はならなかった。24日の公式練習中の転倒で負傷した女子の高梨沙羅(26=クラレ)を欠いた日本は、1人目から順に丸山希(24=北野建設)、中村直幹(26=フライングラボラトリー)、伊藤有希(28=土屋ホーム)、小林陵侑(26=土屋ホーム)の布陣で臨んだ。

1回目は女子の丸山、6大会連続出場の伊藤がともにグループ3位の飛躍を見せるも、男子の中村が同6位、小林が同7位に止まった。不安定な風の影響もあって思うようにポイントを伸ばせず、首位と28・1点差の5位で折り返した。

降雪の強まった2回目も日本は上位との差を広げられ、メダルには届かなかった。K点(95メートル)越えのジャンプを2本そろえた丸山は「ランディングが決まらなかったのは残念でしたが、ここに来て1番いいジャンプができました」と3月2日(日本時間3日)のラージヒルに向けて、手応えをつかんだ様子だった。小林は「(混合団体は)結構タフな条件でした。今度は、ビッグジャンプを見せたい。すごくワクワクしています」と、3月3日(日本時間同4日)の得意のラージヒルに気持ちを切り替えていた。

ドイツが1017・2点で5連覇を達成した。