バスケットボール男子のBリーグは14日に理事会を開き、今年9月に開幕を予定する23-24シーズンから、新型コロナウイルス感染症に関する行動制限ルールを完全撤廃すると発表した。

島田慎二チェアマンは「完全撤廃で全てが(コロナ禍以前の)もとに戻る。3年かかった」と、全面解禁に期待を込めた。

今シーズンに関しては、来場者の場内でのマスク着用義務は継続する。政府は今月13日からマスク着用を個人判断とした措置を取ったが、島田チェアマンは「あいまいなことをやると入場者数に懸念がある」と、今季終了まで感染対策を維持する理由を説明。レフェリーのマスク着用についても、「おそらくこのまま」とした。

指定感染症類改正となる5月8日からは、「日常の感染対策、興行のチャプター以外ガイドラインから削除」するとし、段階的な規制撤廃を進める。

Bリーグは、1月中旬から大声での応援を部分的に容認。3月からは収容率100%の会場で、マスクを着用して大声を出す応援を全面的に解禁していた。