ラグビーのリーグワン1部は19日、第12節2試合が行われ、神戸がホーム(神戸ユ)で連敗を3で止めた。

計9トライを奪って59-26で東葛(旧NEC)に勝利。敗れれば入れ替え戦(下位3チーム)圏内となる10位転落の危機だったが、8位に踏みとどまった。開始15分までにFW陣が3連続トライを挙げてリードを広げる。自陣に攻め込まれてもスクラムで反則を奪ってピンチを防いだ。

先発した33歳の中島イシレリ、37歳の山下裕史の2人の元日本代表プロップが大健闘。ホルテンヘッドコーチは「FWが流れをつかんでくれた」と褒めた。8位に低迷し、リーグ戦は03年に関東と関西が統一された前身のトップリーグ創設後、昨季の7位を下回るワースト順位でシーズンを終える可能性もある。それでも浮上のきっかけはつかみ、19年W杯日本大会で人気となった中島は「負けたら入れ替え戦の順位だったん? 俺、それ知らんかった」とおどけた。

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