前日4日に男子400メートル個人メドレーで世界選手権(7月、福岡)代表切符をつかんだ瀬戸大也(28=CHARIS&Co.)が、個人メドレーに集中する意向を示した。
予選は全体5位の1分48秒86で通過したが「個人メドレーに集中したい」と午後の決勝は棄権する見込み。決勝での泳ぎは6日の男子200メートル個人メドレーに絞ることにする。
24年パリ五輪(オリンピック)を見据え、現在地を知る夏にする。今大会は5種目にエントリー。200、400メートル個人メドレー以外にも世界選手権代表切符を狙える立場にあるが、前日4日のレース後に加藤健志コーチと相談し、世界の舞台で2種目に専念する考えをまとめた。
念頭にあるのは22年世界選手権200メートル、400メートル個人メドレー2冠のレオン・マルシャン(20=フランス)の存在だ。個人メドレー以外の種目も出場する場合は日程面で難しさがあり「2個メ、4個メがパリで戦う種目。全力で泳いでみて、パリを見据えて(マルシャンと)どれだけの差があるのか、見えるものが見えてくる」と意図を明かした。
前日のレースを終えて、瀬戸は自身がレベルアップをしている実感があった。
「4個メが終わって地力がついているのを確認できた。(世界選手権でのレース後に)『あれ(他種目)があったから、こんなもんでしょう』という言い訳をしたくない」
6日に行われる男子200メートル個人メドレーでも世界選手権の代表切符をつかみ、足場を固める。視線は今夏、その先のパリへ向いている。【松本航】


