6カ国で争う世界国別対抗戦は13日に開幕し、アイスダンス日本代表の村元哉中(30)高橋大輔(37)組(関大KFSC)が午前9時から公式練習に臨んだ。

本番用の衣装を着てリンクイン。リズムダンス(RD)の曲かけ練習では、冒頭の振り付けやツイズルなどを確認した。

ズエワコーチは先に米国に帰国しており、今大会には高橋のシングル時代の恩師、長光歌子コーチが帯同している。練習の合間には、長光コーチと笑顔で言葉を交わす場面もあった。

12日の公式練習後に、村元が「不安要素がない」と自信をのぞかせれば、高橋も「気持ち良く練習できています」と笑顔を見せていた。

2番滑走の2人は、午後4時3分からRDに臨む予定。

◆世界国別対抗戦 8度目の開催となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目、優勝は12点、2位は11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、カナダ、韓国、イタリア、フランスが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合得点での順位は得点としない。各出場者(組)の総合得点はISU公認記録となる。