4輪ドリフト大会FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)の下部リーグ「FDJ2」の第1戦が16日、三重・鈴鹿ツインサーキットで16台による決勝トーナメントを行い、与座ハリー(HARRY’S AUTO with Big kid Block Japan=HCR32 スカイライン)が決勝でじゃまけん(ラウダダカンパニー with(株)FreeStyle=じゃまけんシルビア)を下し、初優勝した。

与座は「昨年の鈴鹿ラウンドでは2位で悔しい思いをしたので優勝しか考えていなかった。細かな修正点含めチームのみんなで作戦を考え、ミス無く走れば大丈夫と思っていた。たくさんの応援も来ていたので優勝できてうれしい」と笑顔で語った。

2台ずつ先行、追走で入れ替わって2回走り、採点されるチェイスバトルトーナメント。FDJ2は全6戦で争われ、シリーズランキングの上位10人には、来季のFDJライセンスの取得権利が与えられる。第2戦は6月17、18日、福島・エビスサーキット西コースで行われる。

また、今年10周年を迎えたFDJは、ドリフトへ挑戦したいドライバーの登竜門的な大会として、新たに「FDJ3」を新設。シリーズランキング上位15人がFDJ2へステップアップ出来る。この日同サーキットで決勝トーナメントが行われ、深澤光(FI Racing with BEST=S14シルビア)が決勝でオタハラアデマルジュニオル(TOP GARAGE=ER34 スカイライン)を下し、記念すべき第1戦の優勝を飾った。