バレーボールの国際大会「ネーションズリーグ(VNL)」が30日、愛知・日本ガイシホールなどで開幕する。世界のトップレベルの男女各16カ国が参加し、約1カ月かけて日本、ブラジル、タイ、米国などを転戦する。

29日、女子日本代表は同所で練習を公開。開幕戦となる30日のドミニカ戦に向け、コートの感覚を確かめた。練習後に取材に応じた古賀紗理那主将(27)は「今シーズンの初戦。チームの方向性が決まる大会。最高のパフォーマンスが出せるように頑張りたい」と意気込みを示した。19年以来4年ぶりに日本で有観客で行われる国際大会。「たくさんの方々が会場に来てくれると力になる」と、応援を呼びかけた。

9月のパリ五輪予選に向け、チーム力の向上を目指す。真鍋政義監督(59)は「調子の良い選手からどんどん使う。若い新しい選手に期待したい」と、新戦力の台頭を希求した。