バスケットボールBリーグ1部のアルバルク東京は30日、東京オリンピック(五輪)日本代表の田中大貴(31)との選手契約が6月30日で満了になると発表した。

この日、Bリーグの自由交渉選手リストに公示された。一方でクラブは「田中大貴選手とは引き続き交渉を続けてまいります」としている。

A東京では14年から9シーズンにわたってプレー。ベスト5の常連で19年にはファイナルMVPに輝いている193センチのシューティングガード(SG)だ。Bリーグ初の2連覇にも貢献するなどチームの顔として活躍してきたが、昨年12月に腰椎椎間板ヘルニアで負傷者リストに入り、今年1月の手術以降はリハビリを続けていた。

チームは今季、東地区2位でプレーオフに出場し、準決勝で千葉ジェッツに2連敗で敗退していた。田中は不出場だった。