昨季以上の勢いで“荒波”を起こす。Wリーグ・アランマーレ秋田が21日、秋田市内で23-24シーズンの新体制発表会見を開いた。小嶋裕二三ヘッドコーチ(HC、55)をはじめ、平松飛鳥主将(29)ら選手、関係者が目標の「プレーオフ(PO)進出」に決意を新たにした。期待の新戦力も加わり、10月開幕のリーグ戦に向けてコンディションを整えていく。今季のスローガンは「Be the Wave for the Team」に決まった。

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名前を呼ばれたユニホーム姿の選手と関係者が、引き締まった表情で会場に姿を現した。デンソーから新加入し、チーム合流前の森ムチャ(34)を除く13選手が登壇。8勝18敗で10位だった昨季超えを目指し、闘志を燃やした。平松は「今シーズンこそ目標達成できるようにチーム一丸となって戦う。皆さんの期待に応えられるよう、ホームゲームの勝ち星も上げる」。秋田県内での試合は、昨季の5カード(10試合)から7カード(14試合)に増加。地元の声援を受け、多くの勝利をつかむ。

チームは5月中旬から始動。トヨタ自動車から新加入の佐藤京香(24)について、小嶋HCは「今までチームに足りなかったパワーのある選手をようやく獲得できた」。Wリーグ参入3季目のチームはまだ発展途上。だからこそ、日本代表経験もある新戦力・森の存在は心強く「プレーのみならず、チームの基盤作りに大きく貢献してくれるのではないか」と期待を寄せた。

開幕カードは10月14、15日、ホーム・ENEOS戦。まだ時間はあるが、就任4季目の指揮官は「この先、チームがどう成長してリーグを迎えるか分からないが、今までにない力強さといったものを感じている」と語り、7月のサマーキャンプ、9月オータムカップを経て、さらにパワーアップする。「去年と同じレベルでやっていると、もちろん結果もついてこない。去年をベースにして最低限できることを。その上にシュートの正確さやディフェンスの徹底力(を上げたい)」と平松。昨季女王から1勝を-。心を1つにして準備していく。【相沢孔志】