バスケットボールのU16日本代表に開志国際のSF千保銀河(2年=189センチ)が選出され、17日開幕のU16アジア選手権(カタール)に出場する。日本バスケットボール協会が12日に代表12人を発表した。早生まれの高校2年生は、14歳の中学生も混じるメンバーの“兄貴分”。予選リーグのグループBでイラン、地元カタール、サウジアラビアと対戦する。

実績は十分だ。インターハイ4強の開志国際では2年生ながらスターティングファイブ。同4回戦の延岡学園(宮崎)戦で20得点し、2回戦から準決勝までの4試合で平均11・75得点した。年代別の代表は初選出ながら、持ち味の速さをアジアで見せつけるつもり。「マーカーの裏をかくプレーでズレを作り、ドライブで得点したい」と話した。

4人兄姉の末っ子。長男北斗(24)と長女の七星(23=ななせ)を合わせて北斗七星。次女は輝星(18=きらり)で銀河が一番、壮大な名前だ。「気に入っている」という名前と同様、アジアの大舞台でキラリ、輝く。