アウトサイドヒッターの井上愛里沙(28)がチーム最多17得点を決め、日本(世界ランキング8位)の開幕2連勝に貢献した。

第1セットに先制点となるスパイクを決め、チームを勢いづけた。主将の古賀紗理那が相手のマークを受ける中、味方からは「ここ空いてるよ」と具体的な指示が飛び続けた。

「今日は打つ時に、特に周りの選手から『ここが空いている』という声をかけてくれたので、私自身も『ここが空いてる!』と落とすことができました」

第1セットを奪うと、第2セット以降も相手の隙をついた攻撃を展開。「相手のブロッカーが駆け引きしてきたり、付き方が変わってきたりするので、空いているところに対して『ここがいけるよ』『こっちいってみよ』と1人1人スパイカーが発信しているところもチームとして成長している」と進歩を実感した。

その中でも井上はスパイクのミスがゼロ。「ミスの少なさは1つ武器」と胸を張った。

大会後半には、世界ランキング1位のトルコ(23日)、同4位のブラジル(24日)との対戦が控える。「チームの状態が悪くなっても、声を全員でかけ合ってやっていけたら」と思い描いた。

◆パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12。五輪予選のW杯バレーは、世界ランキング上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれ、日本など3都市で対戦。各組上位2カ国の計6カ国が出場権を獲得する。残る5枠は、来年のVNL予選ラウンド終了時の世界ランキングにより決定し、W杯バレーで出場を決めた6カ国+フランスを除く世界ランキング上位5カ国が出場権を得る。日本がW杯バレーで獲得を逃した場合は、来年のVNLに出場しランキングのポイントを重ねていくことが必要となる。

 

【バレー】日本女子W杯2連勝!パリ五輪出場へ前進 アルゼンチンにもストレート勝利/詳細