日本代表(世界ランキング5位)はチュニジア(同20位)に3-0でストレート勝ちし、通算2勝1敗とした。

ミドルブロッカー(MB)の小野寺太志(27)は身長201センチの高さを生かし、3本のブロックポイントを決めた。セットカウント2-0から逆転負けを喫したエジプト戦から中1日で迎えた中、攻守で存在感を示し、今大会初のストレート勝利に貢献。「悔しい負け方をしたので、何とか勝ちたいという思いで戦えた。良い結果につながりました」とうなずいた。

前日には石川祐希(27)らを中心にミーティング。選手1人1人が発言し、ポジティブに戦うマインドセットを共有した。

「たくさんの方が期待してくれているので、重圧だったり、うまくいかなかったりした時に沈んでしまうところがあった。自分たちの悪いところを見つめて、改善しないといけない部分も多かったとは思うんですけど、その中でも良いプレーは多くあった。短期決戦でもあるので、これから勝っていくためにも、ポジティブな気持ちで臨み、自分たちの良い部分をもっと引き出していけるようにという話をしていた」

1つのミスを引きずるのではなく、次のプレーへ切り替えることで勢いを維持した。

今大会は8カ国総当たりの形式。9日間で7試合が組み込まれており、来夏のパリ五輪出場権が与えられるのは上位2カ国のみとなっている。

翌4日のトルコ戦以降も負けられない戦いが続く。「まだまだ苦しい戦い続きますが、チーム一丸となって、そして皆さんと一緒になって戦い抜きます」とファンに誓った。

 

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