日本(世界ランキング4位)が、3勝1敗で並んでいたセルビア(同9位)に3-0で勝ち。3連勝として、首位の米国(同2位)に1-3で敗れたスロベニア(同7位)と4勝1敗で並んだが、セット率で2位に浮上した。

8チーム中上位2カ国に与えられる今大会での来夏のパリ・オリンピック(五輪)切符獲得に望みをつないだ。

石川祐希がチーム2位タイの14得点で2位浮上に貢献した。第3セットは2-0からフルセットまでもつれた第1、2戦のフィンランド、エジプト戦で訪れた「魔の第3セット」を払拭するような戦いぶりだった。「本当にチームメートに助けられた。第3セットはチーム全員でつかんだ勝利だと思う」。最大4点のリードを許したが、同じ轍(てつ)を踏まなかった。自身もこのセット21点目を挙げるなど終盤に逆転した。

チームの状態は上向きだ。「非常に良い状態。明日、明後日もっと良い状態でバレーができる」と言い切った。明日のスロベニア戦へ「力がある相手。点数やセット数は気にせず、絶対に勝って、次につなげたい」と力を込めた。

【バレー】日本男子2位浮上!セルビアにストレート勝ち/ライブ詳細