山形ワイヴァンズがA千葉に73-100と大敗。これで6勝6敗のタイとなった。山形は前半、3点シュート(3P)6本が決まるなど、44-44の同点で折り返したが後半、9勝2敗と首位を走る相手に圧倒的な力の差を見せつけられた。

第1クオーター(Q)、山形の持ち味である3Pがさく裂した。残り7分13秒、3分46秒、2分24秒にC/PFマイケル・フィンケ(27)が3Pを沈め、流れを呼び込むと、続く第2Q残り1分31秒ではPG村上慎也(32)が、この日2本目の3Pを沈め、42-41と逆転に成功。同点で前半を折り返した。

だが後半に入り、暗転した。第3Qわずか22秒の間に5失点。流れは一気に相手に傾き、第4Q残り2分9秒には68-93とこの日最大の25点差。そこで、この男が粘りを見せた。PG/SG鈴木大主将(33)が、残り1分55秒に2Pを沈めると、続く残り40秒でも3P。最後まで諦めない姿勢を主将がプレーで見せた。この敗戦を無駄にはできない。第2戦を勝利で飾り、東地区の上位争いに食らいついていく。