22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が、復活の銀メダルを手にした。ショートプログラム(SP)3位からフリーは198・16点、合計292・10点。ほぼノーミスの演技を見せつけ、豪快なガッツポーズで喜んだ。

SPで転倒した得意の4回転サルコーは完璧な出来。出来栄え点で4・30点を稼ぐと、「スピンもステップもジャンプも、全部GOE(出来栄え点)、レベル取るつもりで全力でやってた」と力を注ぎ込んだ。ジャンプも全て決めていったが、反省は終盤のステップシークエンス。「もう体力が…」とガス欠状態で振り絞ったが、わずかにつまずきがあった。

「嬉しいけど、悔しくて、悔しいけど、嬉しい」。入り交じる感情を、そう言い表した。ただ、足首の故障をおして強行出場した昨季は8位。地道なリハビリを続けてグランプリシリーズでも結果を残してきた今季前半戦の最後に、しっかり結果を残した事は手応えもある。

ケガの再発防止なども考え、慎重に構成は抑えてきた。シーズン後半へは「まだまだ構成も上げれる段階。ショートのフリーもしっかりと揃えていけるように、体力作りだったりとか、体作りとか、プログラムのブラッシュアップも含めて、もっともっと磨いていけたらいいなって思います」と志した。