【上海(中国)30日=竹本穂乃加】 4大陸選手権初出場の山本草太(24=中京大)が、公式練習に参加した。

初日の練習は、体の重さが気になったという「ちょっと満足してないくらいの方が良い」と言う。

初日は「どの試合でも(重さが)残った感じのスタートになる」と自分の中に落とし込みながら、じっくりと心身ともに調子を上向きにさせていくのが、“山本流”の調整法。スタート時の状態を自分の中に刻み「まだ練習はたくさんあるので、1個1個の練習を大切に頑張っていきたい」と意気込んだ。

昨季はグランプリ(GP)ファイナル2位。世界選手権にも出場したが、4大陸選手権に出るのは初めてだ。初出場とあり「自分がやってきたことを全て出し切れれば」と言う。

昨年12月、ハイレベルな大会となった全日本選手権でハイレベルな大会で3位に食い込んだ。

「今シーズン、この試合がラストになると思う。これ終わったらちょっとゆっくり休めるっていう気持ちで、ラスト頑張って行けたら」。もうひと踏ん張りし、今季を笑顔で締めくくる。

男子ショートプログラム(SP)は2月1日、フリーは2月3日に行われる。