リズムダンス(RD)10位で愛称「うたまさ」の吉田唄菜(20)、森田真沙也(20)組(木下アカデミー)は、フリーダンス(FD)103・27点の合計166・13点で10位となった。

吉田は「ひとまず安心している」。森田は「納得するようないい演技で締められたので、収穫のある大会になった」と振り返った。

今季目標に掲げた「全日本優勝」はかなわず、3位にとどまった。ただし、結成1年目。緊張感のある国際舞台で納得の演技を披露できたことは、自信になった。

吉田は「7カ月でここまで来られた自分たちをすごく頑張ったなと思う。これからも挑戦していくのがすごく楽しみ」とにっこり。

森田は、結成後「本気度がまた1つ、2つ3つ4つくらいギアが上がった」とパートナーからの刺激を明かし、改めて、来季の全日本優勝を誓った。

3月開幕の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表組は「実力が拮抗(きっこう)ているための異例の措置」として「保留」となり、今大会での日本勢最上位カップルが派遣されることになっていた。

今大会の結果をもって、日本勢最上位の8位に入った小松原美里、尊組(倉敷FSC)の出場が決まった。